異世界ベルリンからこんにちは!グーテンターク!
美しい山間の街、シュベービッシュ・ハル
シュツットガルトから電車とバスを乗り継いで次に向かったのは、山間の小さな町、シュベービッシュ・ハル。なぜこの町を知ったかというと、ベルリン1年目に通っていたドイツ語学校「ゲーテ・インスティテュート」がこの町にもあって、この町のゲーテの評判が良かったので真剣に検討したことがあったからだ。バス停から街を抜けて市役所や教会がある広場まで出る。何やら椅子が広場を埋めている。何かイベントがあるようだ。今日の宿「ホテル・アドラー」に入る。16世紀には神聖ローマ皇帝カール5世が2度宿泊したことがある歴史的なホテル。外観からも内装からも歴史と風格を感じさせる。部屋も広々と余裕があり出窓からは広場を一望できる!なんて素晴らしいロケーション🥰
チェックインの時に何が広場であるのか聞くと演劇をやるらしい。荷物を置いて街を少し散策して戻ってくると、広場の入り口で入場料を求められたが、ホテルの宿泊客だと説明して通してもらう。評判の良いホテル1階のレストランでシチューを食べて部屋に戻る。今晩は雨予報なので観客も少ない。演劇は教会の大階段をステージとして上演される。セリフは聞こえるがドイツ語力が足りなくて理解できない😅 戦時中の家族の物語、かな。
ドイツ人の考え方と社会の強み
ドイツでは地域の教会が貸し出し可能な文化ホールとして利用されていることが多く、驚いたのは教会の中でロックやヘビメタのコンサートが行われることもあることだ。教会でデスメタルとかハマりすぎだが、ドイツ人は変わったことや新しいことが大好きだ。ドイツ人が良く使う「Warum nicht?(なぜダメなの?)」という言葉に象徴されるが、本質的に何が正しいのかを問いかけ自分の頭で考える。教育の過程でそういう考え方を身に着けるのだろう。社会全体にそういう考え方を身に着けている人が多い。
ホテルから見る屋外演劇!
広場には雨が降ってきて観客はカッパや傘を差しながら見ている。私はホテル2階の演劇を見るのに絶好の位置にある自分の部屋から雨に濡れずにゆっくり鑑賞できた。この日たまたま広場で演劇があって雨なのに自分の部屋からタダでゆっくり見物できるなんてラッキー。
翌朝は晴れて街へ出る。小さな町だが中世の街並みが残っていて見どころも多い。メルヘンやアニメの世界に出てきそうな雰囲気だ。
がれてさらされたらしい
ナチスの本拠地だった都市、ニュルンベルク
最後にニュルンベルク城内で出会った奇跡のようなワンシーンをどうぞ!🥰
ベルリンから愛を込めて!アウフビーダーゼン!