ごあいさつ
グーテンターク!こんにちは!
はじめまして、工藤哲人と申します。
私は50歳の時、思い切って日本からドイツへ移住し、今はベルリンで暮らしています。
日本は素晴らしい国ですが、少し息苦しさを感じることもあるかもしれませんね。そんな中、ドイツの、特にベルリンは、心に余裕を持ちながら暮らせる健全で寛容な街だと実感しています。
ここでは、人々が互いに助け合い、感謝し合う余裕があり、誰もが自分らしく生きる自由が尊重される場所です。
お金よりも何よりも一番大切にされている価値観は「自由」です。働くことよりも、自分の時間、家族との時間、人生を楽しむための時間が本当に大事にされています。
そして、その自由をお互いに認め合うという精神が、社会のあらゆる場面で助け合いや寛容さを生み出しています。
ベルリンでは残業がほとんどなく、日曜日はスーパーも閉まり、年に一度は長期休暇を取って海外旅行へ出かけるのが当たり前。
それも「みんなが幸せに暮らすためには、少しの不便もお互いに許し合おう」という価値観が広く共有されているからなんです。
そして、この国は労働者の権利をしっかり守りつつ、経済も安定しています。最低賃金も高く、働く環境も整っているため、個人の生活に余裕が生まれやすいんです。
さらに、ドイツでは教育費が保育園から大学まで無料です。
しかも、医療費も基本的に無料なのに、日本とドイツの国民負担率は、ほんの数パーセントしか変わりません。このおかげで、各家庭の負担は大きく減り、生活に余裕が生まれます。
塾もないので、その分の時間やお金は家族や趣味、長期休暇に使うことができ、豊かでバランスの取れた生活が送れるんです。
ベルリンは東京、ニューヨーク、ロンドンなどの大都市とは違い、緑や水辺が豊かで、ゆる~くリラックスした雰囲気が漂う国際的な都市。移住者が多いこともあり、違いを尊重し合う空気がとても強い街です。もしこのブログを通じて、ベルリンでの暮らしや人生に興味を持っていただけたなら、気軽にご意見やご質問をお寄せください。
ベルリン旅行の街案内や、移住を考えている方のご相談にも応じています!
2022.12 ベルリンにて
工藤 哲人
■工藤 哲人プロフィール
- 1970年 兵庫県姫路市生まれ。早稲田大学商学部卒。
- 24年間地方公務員として勤務した後、ドイツ移住をめざして退職。
- 2020年7月からベルリンに1年間の語学留学。その後、自分の経験を元にして、日本人が30歳を超えてもドイツ移住を検討し実現できるサポートのしくみを作るため、ベルリンで会社を設立。