カルチャーシーン

ドイツ一周の旅/2022年6月⑦ (バンベルク、ライプツィヒ)

異世界ベルリンからこんにちは!グーテンターク!

ドイツ人にも人気の観光地、バンベルク

コロナ下でも多くの観光客が
カッコイイ👍CDを買った。

旅も終盤、次に訪れたのは旧市街が丸ごと世界遺産に指定されているバンベルク。戦乱に巻き込まれることが少なかったため、中世ドイツの美しい街並みや建物がそのまま残っているドイツ人にも人気の観光地だ。街を川が囲んでおり水辺や緑も多く全体として非常に美しい街だ🤩
街には過去の豊かな遺産が引き継がれており、現在に生きる市民の誰もがその恩恵を利用することができる。ベルリンもそうだが、その土地の環境から得られる恩恵は移住して住むだけで手に入る。

音楽と芸術の街・ライプツィヒとドイツの日常生活

最後の目的地はライプツィヒ。ベルリンから南へ一時間ほどの都市だ。ベルリンの家賃が高騰しすぎたため、最近ではアーティストたちは比較的家賃が安いライプツィヒへ移住する人が多いらしい。

ライプツィヒはバッハ、メンデルスゾーン、ワーグナー、シューマンといった偉大な音楽家たちにゆかりがあり、美術館や博物館が多い音楽と芸術の街だ。旧東ドイツに属し、ここで起こった民主化運動がベルリンの壁崩壊につながった、ドイツ再統一のきっかけとなった街でもある。ここでは美術館を中心に散策をする。長旅の疲れがあったのでパン屋でサンドイッチを買って食べ、公園の木陰で昼寝をする😴
ベルリンも、この旅で訪れたどの街もそうだが、ドイツの街では市民がほっと一息つける緑豊かな公園や水辺がどこにでもある。見過ごしてしまいがちだがこれは生活者にとって、とても大きな恩恵で私がドイツが好きな理由の一つでもある。こういう場所が身近にあるおかげで、いつでも気軽に一人でも友人とでも家族とでも訪れ、食べ物や飲み物を持ち寄ってお金をかけずにリラックスして楽しみ、気持ちをリセットすることができる。

リラックスできる環境を求めて自然に親しむためにわざわざ渋滞を抜けて車で出かける必要は全くない。最初に訪れたのは「ライプツィヒ造形美術館」。絵画の他に彫像も多く見応えがある。

昼寝をする人もよく見かける
友人と二人会話を楽しむ
どこにでもほっと一息つける場所がある

バッハゆかりのトーマス教会横のバッハ像の前では3人の少女たちがフルートを演奏していた。ドイツの街には音楽があふれている。クラシック、ロック、ジャズから世界の民族音楽まで種類も実にさまざまだ。ベルリンでは電車や地下鉄の車内に乗り込んでいきなりゲリラ演奏を始める人たちも結構いる。

旅の終わり

街を散策しながら「現代史フォーラム・ライプツィヒ」や旧東ドイツ時代の秘密警察「シュタージの博物館」で旧東ドイツの歴史について学び、最後に向かったのが「グラッシィ工芸美術館」。ここは応用芸術、民族学、楽器博物館と3つの博物館が併設されていて、膨大な数の展示物がある。この日は時間があまりなかったので、かなり急いで見て回ったが楽器博物館は見ることができなかった。他の美術館では見られないようなちょっと変わった面白い展示も多かったので、またゆっくり見て回りたい。

この旅では、さまざまなドイツの姿を見ることができ、さらにドイツを好きになった。ドイツですでに活躍する日本人から貴重なお話を聞くこともでき、とても意味のある旅になった。この経験はまた今後に活きてくるはず😃

ベルリンから愛を込めて!アウフビーダーゼン!

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