ベルリン異世界生活。こんにちは、グーテンターク!
ベルリンの嫌いなところ。
何といっても天気です。日本の太平洋側で生まれ育った私にとっては、冬は晴れてて空気が乾燥して明るいのが当たり前。ところがベルリンの冬は、
1 暗い。
日照時間そのものが短い。12月、1月は朝9時から夕方4時までとか。というのもありますが、その上、ほとんど毎日曇りか雨で寒くなれば雪。なのでせっかくの日照時間内でも太陽が出てこない。。。そして緯度が高いので太陽が低い位置を移動するためにやはり暗い。
2 湿度が高い。
そのせいで冷気が骨まで浸透して芯から体が冷える気がする。ちょっと寒さの質が違う。日本ほど風が強くないのだけは助かる。これで風が強かったらちょっとしんどい。
3 寒い。
これは当たり前。冬だから。以前は2月にはマイナス20℃になる日もあったらしい。でもここ5年は寒くてマイナス10℃ほど。今年はより暖かく、最高気温5℃最低気温マイナス5℃くらいだった。
ベルリンの冬はジメジメして寒くて暗い。これにはやっぱり慣れない。今年は2週間も日の光を浴びないこともあった。でもドイツの住居はもちろんこの寒さに対応して造られていて、壁は厚くや窓は2重窓で日本のたいていのマンションよりはしっかりと断熱されている。そして各部屋はもちろんキッチンやバスルーム、さらにはアパート内の共用の廊下や階段まで備え付けの温水暖房設備(たいていはアパート一軒丸ごとのセントラルヒーティング)があり、つけっ放し(外出の時は弱くするけど切ることはない)なので部屋の中は日本の住居より暖かくて快適です。
とは言え、やはり人間、お日様に当たらないと考え方がマイナス方向へ引っ張られやすくなるので、冬特有のうつがドイツでは社会的な問題の一つです。心が弱気になっているときは要注意です。私は今年10月に引っ越したこともあり、まだ不慣れなベルリンの冬と新しい住居で体温調節がうまくいかず、今年はしょっちゅう風邪をひいていました。。。体調管理は大事です。
今はもうだいぶ慣れて風邪もひかなくなり、そしていよいよ春が来ました!最初は良く分からなかった、ドイツ人がとても太陽をありがたがる気持ちが今は心から理解できます。
ベルリンより愛を込めて。アウフビーダーゼン!